第8回

◆第8回国際交流関連分野

 毎年海外旅行者の数が増え、今やこの不況でも1500万人に近い人達が海外に毎年飛び立つ時代になりました。また、海外から日本への旅行者も増えてきております。国際社会とは、まさしく世界各国の人達が自由に地球を動き回る時代と言えます。
 このような背景のもとに国際交流をテーマにしたビジネスが盛んになってきております。
国際会議の場所提供サービス、海外に出掛ける人達向けの研修事業、翻訳サービス、個人輸入代行業、外国人生活支援事業、海外生活相談事業、海外引っ越し業、インターネットを使った各種サービス業などいろいろなビジネスが登場します。もちろん語学専門学校もNOVAなど特徴を出した教育事業もあります。国際的に見ると、日本人の語学(特に英語)コンプレックスには著しいものがあります。最近の若い人は大分英語圏での生活に慣れてきて自由に話しておりますが、日本人全体ではまだ英語を母国語のように流暢に話せる人は稀であります。国際化と言っても英会話が苦手ではビジネスが盛り上がりません。
 ここでは、ユニークな英語教育事業を開発してみましょう。今成功している英会話塾は、駅前、個人指導、親切なテキスト、徹底的訓練、チケット制、時間制、ネイティブによる指導などの成功要因を持っております。英会話での日本人の一番のリスクは、「話せても聞けず」、つまり聴き取り能力に問題があります。私の友人のアメリカ人、エドは「話さないから聞けない」と言っています。たしかに日本人は、聞けないから話せないのではなく、話さないから聞けないのが正しいと思います。
そこで、ユニークな英語教育として、1週間24時間アメリカ人と生活し、日常生活からビ
ジネスまでの英会話を訓練するようなセミナー、毎朝電話でネイティブが英語を使って起こしてくれるテレホンサービス、毎日決まった時間に携帯電話に英語の電話を入れてくれて1分間レッスンをしてきれるサービス、英会話専門のTV番組、テレビ字幕に英文を入れてくれるサービス、1日英会話を話しながらの外国人デートサービス、英会話による会議サービス、などいろいろとアイディアがあります。とにかく話す機会を多くすることが英語上達の秘訣であります。東南アジアの方がほとんど英語を話せるというのは英語にふれる機会が多いということであります。日常生活の中で英語が入ってこないと、英会話学校だけの英語となり、役に立ちません。
 英語が自由になれば、個人輸入代行業をやる時にはどんどん自ら外国に出掛けて、商品の実物を目で見て判断できます。外国人と共同してベンチャービジネスも起業できます。今、日本でベンチャー起業というとほとんどが日本人だけが集まってビジネスを進めるというのが実態であります。日本人、アメリカ人、中国人、インド人がミックスされてベンチャー事業をやれば非常に強いビジネスが誕生します。国際交流事業は、まず世界の人々が一つの事業に参加することが成功の条件になります。日本の野球が強くなってきたのは、外人選手がいるからであります。他のスポーツでも外国人と共にやっているスポーツ分野は強くなっております。国際化推進ビジネスの基本は、外国人と一緒に働くことです。